医院名:中村AJペインクリニック - 24時間WEB予約可能 ペインクリニック・整形外科・美容診療・片頭痛・肩こり・ヘルニア・花粉症・ブロック注射・腰痛
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コラム

2023.08.29

帯状疱疹は痛くないこともある!早期受診が重症化を防ぐ!

多くの方は、帯状疱疹について痛みのある病気だとイメージしているでしょう。

しかし、帯状疱疹の症状のあらわれ方は個人差が大きく、かゆみや痛みのないケースもあります。

帯状疱疹は、水ぼうそうを経験した方であれば誰でも発症する可能性があるため、痛みがなくても早めに病院受診が必要です。

治療が遅れると、重症化する恐れがあるためです。

この記事では、帯状疱疹の症状や早期受診が必要な理由、中村AJペインクリニックで受けられる治療などを紹介します。

帯状疱疹の症状は痛くない場合がある

多くの場合は、数日ほど「前駆痛」と呼ばれる痛みがあり、その後に発疹があらわれるケースが一般的です。

しかし、前駆痛はチクチク刺すような痛みや重い痛みが出たり、皮膚に違和感がある程度で痛みがないなど個人差があります

中にはかゆみを軽く感じるのみの方もいるようです。

そのため、発疹の症状や痛みが強まってはじめて気づく方もいます。

痛みがないために気づかなかったり症状が軽いと考えて放置していると、重症化する可能性があるでしょう。

帯状疱疹かわからない場合に注意すること

帯状疱疹の症状は、初期から自分で判断して対処するのは困難です。違和感を感じたら、病院へ受診するのがおすすめです。

発疹が出ているなら帯状疱疹の場合に備えて、病院にかかるまでに患部のあつかいに注意し、感染を広げないよう配慮をしましょう。

発疹が出ている状態で、自分でケアすると膿が出て症状が悪化する可能性があります。

発疹が出たらなるべく触れないようにするのが大切です。

感染する経路として、膿に含まれるウィルスによる接触感染、唾液などからの飛沫感染があります。

家族と住んでいる場合は、タオルを別に用意するなどの対策や飛沫が飛ぶのを防ぐためにマスクなども用意しましょう。

痛くないうちに受診をしよう

帯状疱疹は早期に治療ができれば、後遺症を防げる可能性が高まります。

治療が遅れると、高熱や頭痛など全身に症状があらわれ、入院が必要なケースも考えられます。

発疹の出やすい場所は頭部や顔、胸、腹部、背中などです。帯状疱疹は合併症を起こす場合があり、例えば頭部から顔面に症状があれば、結膜炎や角膜炎、ぶどう膜炎などになります。

これらは重症化すると、最悪の場合は失明につながるでしょう。

合併症や後遺症を速やかに治療するため、症状が軽くても帯状疱疹の疑いがあれば早期受診をしましょう。

そもそも帯状疱疹って?

水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに子どもの頃かかると、水ぼうそうを発症します。

治ってからもウィルスは、消えずに体の神経節に残ったままになっています。

大人になり加齢や疲れなどで免疫が低下すると、ウィルスが活性化し増殖をはじめ、帯状疱疹としてあらわれます

前駆痛の後に、赤い斑点のような発疹や水ぶくれが、体の左右の一部分に出現するのが特徴です。

高齢者ほど免疫は低下していくため、帯状疱疹になりやすいとされています。

帯状疱疹になったらどんな治療が必要?

帯状疱疹になった場合の治療方法が気になる方もいるでしょう。

具体的には、下記のような治療が必要になります。

  • 初期に抗ウィルス薬で治療を行う
  • 重症化すると痛みのコントロールが必要

ここからは、詳細を説明していきます。

初期に抗ウィルス薬で治療を行う

皮膚科などに受診し、内服薬の抗ウィルス剤を処方してもらい治療をします。

症状が重い場合は、点滴で抗ウィルス薬を投与するケースもあるでしょう。

治療をはじめると、10日ほどで症状が落ち着くことが多いですが、治療をしない場合は3週間程度かかるでしょう。

既に痛みが出ていたら、早期からブロック注射を行い、神経などに後遺症が残らないようにする必要があります

発疹が出ている場合は、保護または膿を出すなどして患部の処置もしてもらうのも必要です。

重症化すると痛みのコントロールが必要

帯状疱疹は、結膜炎や顔面神経麻痺などの合併症や後遺症があらわれるケースがあります。

後遺症には帯状疱疹後神経痛があり、神経がウィルスに破壊されて起こります。

神経の正常な働きが阻害され、痛みの信号を脳に送ってしまい、帯状疱疹の時とは性質の異なる強い痛みを感じます

帯状疱疹後神経痛の症状が落ち着く時期は個人差が見られますが、痛みが治るまで数年かかる方もいます。

そのような場合には、痛みのコントロールや神経をケアする目的でブロック注射を行います。

帯状疱疹はペインクリニックによる痛みの治療が重要

中村AJペインクリニックは、ブロック注射による専門的な痛みの治療が行えます。

ブロック注射は神経の痛みを緩和させ、血流を回復させる作用があり、神経のダメージの蓄積をおさえるだけでなく、神経と皮膚の症状改善を助ける働きもします。

ブロック注射は、顔を含めたすべての場所に治療が可能です。

痛みの症状がある場合は、早めにペインクリニックで痛みのコントロールをし、神経のダメージを緩和させるのが大切です。

帯状疱疹の相談なら中村AJペインクリニックへ

ブロック注射は、体のどの場所にも注射ができますが、治療する神経によって薬剤の量や種類などを変える必要があります。

中村AJペインクリニックはブロック注射の実績が豊富なため、体のさまざまな部位でも治療が行えます。そのため、初めての方も安心して治療が受けられるクリニックになります。

帯状疱疹を発症し、少しでも痛みがある方は、中村AJペインクリニックを受診してみてください。

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医