肩こりの痛みはブロック注射で解消できる？

日本人は肩こりで悩まれている方が多いです。

これは、欧米人に比べて頭が大きいわりに身体が小さいことから、肩こりになりやすい体格だからです。特に年齢を重ねてくると筋力は低下し、骨も弱くなっていきますので、肩こりも悪化しやすくなります。

この記事では、肩こりの辛い痛みを解消できるブロック注射についてお伝えします。

なお、中村AJペインクリニックでは、辛い肩こりを解消するブロック注射を行っていますのでお気軽にご相談ください。

肩こりの原因は？

肩こりの原因はとても多く、ひとつの原因ではなく複数の原因が関係していることもあります。

肩こりには、本態性肩こりと症候性肩こりがありますが、多くの人が本態性肩こりと言えます。

それぞれ原因が異なっていますが、どちらも首から肩にかけての筋肉が緊張して痛みを引き起こしています。

本態性肩こりとは

本態性肩こりは、長時間同じ姿勢で作業をすることや、眼精疲労、ストレス、冷え、運動不足、姿勢の悪さなどが原因で起こります。

特に、デスクワークの人やパソコンやスマートフォンを使う時間が長い人は本態性肩こりになりやすく、さらに冷え性の女性、華奢な体格の方は肩こりの症状が出やすくなっています。

肩こりの多くは成人以降に起こりやすいと言えますが、小中学生で肩こりの症状がある場合、側弯症の可能性もあるため、整形外科での診断を受ける必要があるでしょう。

症候性肩こりとは

症候性肩こりは、病気が原因で肩こりの症状が起きているものです。

整形外科的、内科的、外科的、目、精神的な病気や、更年期障害などが原因で肩こりが起こってしまいます。

これらの場合、根本になる病気の治療も必要です。

痛みが慢性化すると悪循環に

肩こりは、軽い違和感や痛みと思って放置していると、痛みが慢性化してしまい日常生活に支障が出てしまうこともあります。

頭痛や首のコリ、背中のコリといった痛みを引き起こしてしまうこともあるため注意しなければいけません。

痛みを緩和する方法とは？

辛い肩こりの症状を緩和させるためには、薬物療法や姿勢を改善すること、マッサージ、電気療法などが行われます。

これらを行っても改善されない場合は、ペインクリニックで相談してみるのもひとつの方法です。

薬物療法

肩こりの症状を和らげるために、筋弛緩剤を使用して筋肉の緊張を緩めたり、鎮痛消炎剤を服用したり患部に塗ったりします。

筋弛緩剤で、痛みが出ている周辺の筋肉の緊張がほぐれると血流を良くして肩こりの症状が和らぎます。

それと同時に痛み止めも併用することで、痛みを取り除くことができるのです。

姿勢の改善

姿勢が悪い人は、肩こりの症状も起こりやすくなるので、正しい姿勢を身につけるための運動療法を行います。

肩こりに効果的とされるストレッチを日常生活で取り入れたり、肩こりが起こりにくくなるように筋力をつけたりします。

電気療法やマッサージ

電気療法は、凝っている部分を電気で刺激して筋肉の緊張や痛みを取り除く方法です。

マッサージは、筋肉の緊張をほぐして血流を改善させていくことで、痛みを取り除きます。

痛みが辛いならペインクリニックのブロック注射がおすすめ

上記でご紹介した薬物療法やマッサージなどで効果がない、できるだけ早く楽になりたいというときは、ペインクリニックのブロック注射も検討すると良いでしょう。

局所麻酔剤を注射することで、血流を改善させて痛みを取り除く方法です。

肩こり解消のブロック注射とは

肩こりを解消するために行われるブロック注射は、痛みが出ている部分の神経付近（トリガーポイント）と呼ばれる部分に、麻酔薬を注射します。

辛い痛みが起こっている時、筋肉は緊張して血流が悪くなり、神経が興奮し、ますます筋肉が緊張して脳に痛みの情報が届くという状態になっています。

麻酔薬を注射することで、痛みの情報を遮断することができ、神経の興奮状態を落ち着かせることができます。

神経の興奮状態を落ち着かせることができると、緊張した筋肉はほぐれて血流も改善し、痛みを取り除くことができます。

ブロック注射がおすすめの理由

ブロック注射は、辛い痛みで悩んでいる方におすすめの方法です。

比較的即効性がありますし、注射するだけなので時間もかかりません。

薬物療法やマッサージで効果が出なかったという方でも効果を実感しやすいため、日常生活に支障が出てしまう痛みがある場合は、ペインクリニックで相談してみてください。

肩こりのブロック注射なら中村AJペインクリニックへ

肩こりの症状が辛い、何をしても良くならなかったという方は、一度ブロック注射を試してみてはいかがでしょうか。

中村AJペインクリニックでは、辛い肩こりの痛みを取り除くブロック注射を行っていますのでお気軽にご相談ください。