医院名:中村AJペインクリニック - 24時間WEB予約可能 ペインクリニック・整形外科・美容診療・片頭痛・肩こり・ヘルニア・花粉症・ブロック注射・腰痛
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コラム

2022.12.09

ブロック注射は後遺症に繋がる?治療のリスクを把握しましょう

ブロック注射は浮腫や炎症が原因で起こる血行不良を改善する効果を持ちます。

血流を増進させることで体内にある損傷した細胞の修復を促し、結果的に疾患による痛みを緩和・解消する特徴があるため、全国のペインクリニックで実施されている治療法でもあります。

AJクリニックでも、患者様の痛みを緩和・解消する手段としてブロック注射による治療を実施しています。とはいえ、厄介な痛みを取ることができる治療法だと事前に知っていても「注射は怖い」というイメージをお持ちになっている方は多いのではないでしょうか。

注射が患者様の抱える不安に結びつく原因としては、後遺症の可能性が挙げられます。

ブロック注射のデメリットを懸念される方は少なくないでしょう。

本記事では、注射に対する不安を感じている方に向けて、ブロック注射の後遺症について解説させていただきます。

クリニックに相談するより早く、事前に知識を身につけておきたいと考えている方はぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

注射後の後遺症について


ブロック注射は医療行為の一つです。

すべての医療行為にはリスクが伴うため、治療に過失がなかったとしても予期せぬ副作用や重大な合併症を引き起こす可能性が存在します。

局所麻酔を使用した際、注射の副作用として下記の症状が生じることがあります。

  • めまいを感じる
  • 耳鳴りがする
  • 舌や口の周囲にしびれを感じる
  • 視界がかすんで見える
  • 手足の筋肉が痙攣する
  • 意識がなくなる

注射後に血管や神経、靱帯、筋繊維、結合組織などが損傷したり、前述した症状に伴って腫れ・出血・感染が生じるケースもあります。

また、場合によっては命に関わる後遺症に繋がるケースもあるため、必ずリスクを事前に把握した上で治療を受けるか決定しましょう。

しかし実際のところ、後遺症を残すレベルまで重症化が進行するケースは非常に稀です。AJクリニックでは注射針を常に取り替え、感染防止対策を徹底しています。

また、心斎橋付近でブロックに関する圧倒的な施術量・症例数がある点もクリニックの特徴です。

深刻な後遺症に繋がるケースは非常に稀なためご安心ください。

重症化リスクが高まる特徴

ブロック注射後に腫れ・出血・感染が生じた結果、命に関わる後遺症に繋がるリスクが高まる人物には一つの共通点が存在します。

その共通点とは、基礎疾患です。

特に高血圧や心臓病、糖尿病などの基礎疾患を持つ人物は後遺症リスクが高まる傾向にあり、治療を受ける患者様が高齢の場合も重症化するリスクが上がると考えられています。

高齢になるにつれ人間の脊椎は変形し、ブロック注射の成功率は下がります。

また、ブロック注射によって循環不全に陥る危険性も高くなるため、高齢者の方がブロック注射を希望される際は慎重に対応いたします。

リバウンドは後遺症ではありません

注射を打った後に強い痛みを感じる現象は一般的にリバウンド症状と呼ばれているもので、ブロック注射の後遺症として混同されやすい傾向にあります。

しかし、リバウンド症状が命に関わる後遺症を引き起こすことはありません。

リバウンドはブロック注射に伴う現象のため、痛みを感じたからと言って疾患の症状が悪化したわけではありません。実際の痛みは数日程度で消失するためご安心くださいませ。

安全性に配慮した治療を重視

ブロック注射の結果、合併症や副作用、命に関わる後遺症に繋がる可能性は絶対にないと断言することはできません。

注射する箇所が頭に近くなるほど医療ミスした際のリスクも高まります。

AJクリニックでは長年治療に携わってきた麻酔専門医が患者様の負担を可能な限り軽減するため、リスクを不安に感じる方にとって最適なペインクリニックだと言えます。

クリニックの院長は日本ペインクリニック学会専門医や日本整形外科学会専門医の資格を有しており、リスクを軽減するために患者様の安全性に配慮した治療を重視しています。

先の項目でも言及した通り、当院ではカウンセリングも院長が直接実施します。

ブロック注射について不安に思う点、疑問点があれば気軽にご相談ください。

治療の具体的な内容(レントゲン・血液検査の有無、注射の範囲など)をわかりやすく説明させていただきます。

終わりに


注射後、ごく稀に体内の血管や神経、筋繊維などの組織が損傷して感染や出血、さらには命に関わる後遺症を引き起こすことがあります。

しかし、長年経験を積んでいるクリニックの医師は高い技術を持っている上、治療に使用する注射針にも細心の注意を払っているため、医療ミスが生じることは滅多にありません。

早期の治療によって特定の疾患(帯状疱疹など)の後遺症を軽減できるメリットもあるため、痛みに悩まされている方はぜひブロック注射による治療をご検討くださいませ。

AJクリニックは予約制です。気軽にWEB予約も利用できるため、当院をご予約される際はぜひホームページ内に記載しているカレンダーをチェックしていただければ幸いです。

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医