仙腸関節ブロック注射の体験談からわかること|痛みは?効果は?本音で語る
仙腸関節の痛みに悩んでいて、ブロック注射を検討しているけれど「本当に効果があるか」「痛くないのか」と不安を感じていませんか。
この記事では、実際に仙腸関節ブロック注射を受けた方々の体験談をもとに、施術の痛みや効果、持続時間など、リアルな声から見えてきた特徴を紹介します。
治療を検討される方は中村AJペインクリニックにご相談ください。
体験談でわかる仙腸関節ブロック注射の4つの特徴

仙腸関節ブロック注射を実際に受けた方々の体験談から、この治療法には4つの共通した特徴が見えてきます。
注射後すぐに効果を実感できる即効性、長年悩んでいたしびれや痛みの消失、比較的不快感の少ない施術、そして一時的な痛みの緩和に有効という点です。
ただし「時間が経つと痛みが戻る」などの声もあり、根本的な改善には他の治療との併用が必要になる場合もあります。
それでは、これら4つの特徴を詳しく見ていきましょう。
1.即効性がある
仙腸関節ブロック注射の体験談で最も多く聞かれるのが、「打ってすぐに楽になった」という即効性への驚きの声です。
注入される局所麻酔薬が筋肉の過度な緊張を抑え、神経の興奮を鎮めることで、痛みの悪循環を直接遮断します。
多くの方は注射から15〜30分ほどで効果を実感し始め、数時間以内には明らかな痛みの緩和を感じられます。
個人差はありますが、長年悩んでいた痛みが短時間で軽減されるため、その変化に感動される患者様も少なくありません。
2.しびれや痛みの消失
仙腸関節ブロック注射の体験談では、「激しい痛みで歩くのも辛かったのに、注射後は多少歩けるようになった」という劇的な変化を報告する声が見られます。
局所麻酔薬は興奮した神経を鎮めることで痛みを緩和し、同時に血管や筋肉の収縮を防いで血流を改善します。
血行が良くなることで神経や筋肉へ酸素・栄養がしっかり届くようになり、痛みの悪循環に効果的です。
この作用により、単なるその場しのぎではなく、症状の根本的な解消へとつながる可能性があります。
3.施術は痛くない
仙腸関節ブロック注射の体験談で意外に多いのが、「思ったより痛くなかった」という声です。
レントゲンやエコーで正確な位置を確認しながら行われるため、無駄な刺激が少ないです。
施術前には皮膚麻酔を行い、極細の針を使用するなど、痛みを最小限に抑える工夫が徹底されています。
実際に感じるのは注射時の一瞬チクッとする程度で、その不快感も数十秒から数分以内には治まります。
豊富な経験を持つ医師による適切な手技で、安全かつ快適に施術を受けることが可能です。
4.一時的な目的に有効
仙腸関節ブロック注射の体験談を見ると、効果の持続時間には大きな個人差があることがわかります。
数時間で効果が薄れる方もいれば、数カ月以上続くケースもあり、注射後4週間で50~70%の除痛効果が得られれば良好とされています。
負担のかかる姿勢や動作を続けると痛みが再発する可能性があるため、注射と並行して正しい姿勢や動作を身につけることが重要です。
効果が短い場合は注射の種類を変更したり、保存療法と組み合わせたりすることで、より長期的な痛みの軽減を目指せます。
体験談でわかる仙腸関節ブロック注射がおすすめの人
仙腸関節ブロック注射の体験談を分析すると、この治療法が特に効果を発揮する方々には共通点があることがわかります。
痛みの原因や生活状況、これまでの治療経過などによって、この注射が適している場合とそうでない場合があります。
それでは、具体的にどのような方におすすめなのか、3つのタイプに分けて詳しく見ていきましょう。
仙腸関節障害の人
仙腸関節ブロック注射は、仙腸関節痛に特化した治療法です。
朝起きて動き始めるとき、前かがみになるとき、椅子から立ち上がるときなどに腰やお尻に痛みが出る方が対象となります。
痛む部位は左右または両側の下部腰痛、お尻の痛み、太ももの後ろや外側の痛みが特徴で、膝から下には痛みが及びません。
診断では、ブロック注射前の痛みを「10」とした場合、注射後に「3以下」まで軽減すれば70%以上の改善と判断され、仙腸関節障害の確定診断にもつながります。
一時的な痛みをどうにかしたい人
「仕事を休めない」「大切な商談や面接がある」などの重要な予定を控えている方にとって、仙腸関節ブロック注射は心強い味方です。
体験談では「注射後、一時的にお尻の痺れで痛みを忘れられた」という声が聞かれます。
期間限定で痛みを抑える必要がある場合に特に有効で、数時間から数日間、痛みを気にせず活動できるようになります。
完治を目指すというよりも、大事な場面を乗り切るための実践的な1つの選択肢です。
保存療法で効果が見られない人
飲み薬や貼り薬、塗り薬などの薬物療法、電気治療やマッサージなどのリハビリテーションを試しても痛みが解消されない方にとって、仙腸関節ブロック注射は新たな可能性を開く選択肢です。
体験談でも「他の治療では効果が不十分だったが、ブロック注射で痛みが軽減した」という声が多く見られます。
保存療法で症状改善が乏しい場合に、より直接的に痛みの原因へアプローチできる治療法として、検討する価値があるでしょう。
体験談を読んで仙腸関節ブロック注射を検討している方は中村AJペインクリニックへ
仙腸関節ブロック注射の体験談を読んで「自分も試してみたい」と感じた方には、痛み治療の専門機関での受診をおすすめします。
中村AJペインクリニックは、心斎橋駅から徒歩1分という好立地にあり、日本ペインクリニック学会専門医・日本整形外科学会専門医の資格を持つ院長が、20万件以上の豊富な症例経験をもとに診療を行っています。
外来診察で手軽に受けられ、施術後はすぐに帰宅できるため、昼休みを利用した受診も可能です。
ブロック注射だけでなく点滴治療や、痛みの再発を防ぐためのトレーニング指導、日常生活でのアドバイスまで、一人一人のライフスタイルに合わせた総合的なケアを提供しています。
まとめ

仙腸関節ブロック注射は、特に仙腸関節障害と診断された方、重要な予定を控えて一時的に痛みを抑えたい方、保存療法で改善が見られなかった方に適した治療法です。
ただし、効果の持続時間には個人差があるため、正しい姿勢や動作の習得など、根本的な改善への取り組みも大切になります。
中村AJペインクリニックでは、経験豊富な専門医による安全な施術と、その後のケアまで総合的にサポートしています。
記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医