医院名:中村AJペインクリニック - 24時間WEB予約可能 ペインクリニック・整形外科・美容診療・片頭痛・肩こり・ヘルニア・花粉症・ブロック注射・腰痛
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コラム

2025.11.10

ぎっくり腰のブロック注射費用まとめ|費用と効果をわかりやすく解説

ぎっくり腰に対するブロック注射の費用は、保険適用の範囲・注射の種類・医療機関の設備などで大きく変わります。

自己負担3割なら千円~数千円台で済むケースもあれば、自費診療なら1回数千〜1万円を超えることもあります。

なぜ費用に幅が出るかというと、使用する薬剤や注射部位、透視装置の有無、検査料や初診料の付き添いなどが関わるからです。

加えて保険割合(1割・3割)やクリニックの方針も影響します。

このように、ぎっくり腰のブロック注射の費用は事前に知っておくことが重要です。

この記事を読むことで、自分のケースでかかる費用を見積もる手がかりが得られ、医師と相談するときの交渉材料にもなります。
ブロック注射

ぎっくり腰のブロック注射の費用の相場


ここからはぎっくり腰のブロック注射の費用の相場について解説します。

保険適用の場合の自己負担額

ぎっくり腰のブロック注射は、基本的に保険適用される治療です。

自己負担3割なら、1回あたりの注射費用は2,000〜3,000円が一般的になります。

1割負担の高齢者なら、700〜1,000円前後で受けられることもあります。

注射の種類 自己負担額(3割負担) 備考
腰部硬膜外ブロック 約2,500円前後 腰全体に効果が届く
神経ブロック注射 約2,400〜3,000円 神経根付近に注射するタイプ
トリガーポイント注射 約300〜1,000円 筋肉のこりや炎症に対応

初診料や検査料が加算されると、合計3,000〜5,000円前後が一般的な支払額になります。

保険証を提示すれば、薬剤・注射料・処置料などすべてが適用対象です。

自費診療の費用はいくら?

一部のクリニックでは、自費でのブロック注射も行っています。

自費になる理由は、保険が効かない薬剤を使う場合や、制限回数を超えて治療したい場合などです

自費診療の費用例は以下になります。

  • 特殊ステロイド注射:8,000〜10,000円前後
  • 透視下ブロック:1回10,000円以上になるケースもある

自費診療では医療機関ごとに料金設定が異なるため、事前の確認が必須です。

公式サイトや電話で「1回いくらかかるか」を聞いておくと安心できます。

初診料や検査費を含めた総額の目安

注射費用だけでなく、診察や検査にかかる費用も把握しておこう。

費用項目 おおよその金額(3割負担) 内容
初診料 約1,500円 初回診察時に発生
検査料(レントゲンなど) 約800円〜1,000円 状況により追加
注射費用 約2,500円前後 ブロック注射本体
合計 約5,000円前後 初診時の総額目安

同じブロック注射でも、検査が少ない場合は3,000円程度で済むこともあります。

一方、特殊薬剤や透視装置を使うと、7,000円を超えるケースもあります。

その為、事前に費用を知っておく事が大事です。

費用が高くなる・安くなる理由とは?

ブロック注射の料金には、いくつかの要因が影響しています。

ここを理解しておくと、なぜ金額が異なるのか納得できます。

注射の種類と薬剤の違い

ぎっくり腰のブロック注射には、いくつかの種類があり注射の位置・目的・薬剤によって、効果の範囲や費用が大きく異なります

下の表は、主な4種類のブロック注射を比較したものです。

注射の種類 注射部位・対象 使用薬剤 効果持続期間 費用目安(3割負担) 特徴
硬膜外ブロック 腰椎の硬膜外腔 麻酔薬+ステロイド 数日〜数週間 約2,500円 腰全体に広く作用し、痛みを根本から軽減
神経根ブロック 神経の出口(神経根)付近 麻酔薬+少量のステロイド 1〜2週間程度 約2,800円 片側の強い痛みや坐骨神経痛に有効
トリガーポイント注射 筋肉・筋膜の痛み部位 局所麻酔薬 数日〜1週間 約800円 筋肉のこりをほぐす。身体への負担が少ない
仙骨ブロック 仙骨部(お尻の中心) 麻酔薬+抗炎症薬 数日〜1週間 約2,000円 腰からお尻、太ももにかけて痛みに効果的

病院でどの種類を行うかは、痛みの部位・強さ・原因によって決まり、同じ「ブロック注射」でも、方法・薬剤・使用装置が違えば費用も異なります。

複数の種類を組み合わせる場合、総額が1.5倍〜2倍になることもあります。

医療機関や装置の有無による差

ブロック注射の費用は、医療機関の設備や立地によって変わります。

レントゲン透視装置などの高額な医療機器を使用すると、装置利用料が加算されます。

また、都市部の専門クリニックは家賃や人件費が高く、料金が上がりやすいです。

地方の整形外科では、同じ注射でも保険内で抑えられるケースが多いです。

設備や立地によって費用差が生まれるため、複数院を比較して選ぶことが重要になります。

保険適用の制限と回数の影響

神経ブロック注射には、保険で認められる回数制限があります。

公的保険制度では、1か月に3回までを目安としており、それ以上は医師の判断で自費扱いとなります。

治療間隔が短いと、同じ内容でも保険が効かなくなる場合があるため注意が必要です。

通院回数が多い人は、事前に保険の上限と費用の目安を確認しておくと安心できます。

費用を抑えるためのポイントと注意点

費用を少しでも抑えたい場合、次の2つを意識しましょう。

事前に見積もりを確認する

ブロック注射の費用を抑える第一歩は、受診前に見積もりを確認することです。

医療機関によって初診料や装置使用料が異なるため、事前確認がないと想定外の金額になることがあります。

診察時に「注射・検査を含めて総額いくらかかりますか」と聞くだけで、支払額を明確にできます。

金額を把握しておくことで、安心して治療を受けられ、費用面での不安も減らせるので費用を抑えるポイントとして大事です。

保険適用範囲を把握する

ブロック注射を受ける前に、自分の保険適用範囲をしっかり確認しておくことが重要です。

保険証を忘れたり、対象外の薬剤を使用したりすると、自費扱いになり費用が倍以上になることもあるため要注意です。

受付で「保険適用内で治療をお願いしたい」と伝えるだけで、不要な追加費用を避けることができます

保険制度を理解しておけば、無駄な出費を防ぎ、安心して治療を受けられます。

中村AJペインクリニックのブロック注射が選ばれる理由

ぎっくり腰でブロック注射を検討するなら、費用と安全性のバランスが取れた「AJペインクリニック」がおすすめです。

同院では、保険診療の範囲内で治療が受けられ、自己負担を抑えながら専門的な痛み治療を受けられます

初診料や検査料を含めても、1回あたりの支払いは比較的安価に収まるケースが多いです。

一般的なブロック注射は3割負担で2,000〜3,000円前後が目安だが、AJペインクリニックでは治療内容に応じて柔軟に対応します。

透視装置を使う高度治療も、明確な料金設定で安心できます。

「高額な自費診療は不安」「費用を抑えたいけど効果は欲しい」という人には、

AJペインクリニックのような専門医による保険対応治療が最も現実的な選択肢です。

【まとめ】ぎっくり腰のブロック注射のご相談は中村AJペインクリニックへ


ぎっくり腰は、痛みの強さによって日常生活に大きな支障をきたします。

特に「痛み止めが効かない」「早く仕事に復帰したい」と感じている人にとって、

ブロック注射は早期回復のための有効な選択肢です。

中村AJペインクリニックでは、保険診療を中心にわかりやすい費用設定と的確な治療プランを提案しています。

神経ブロックの専門知識を持つ医師が、一人ひとりの症状を丁寧に診察し、

必要に応じて透視装置を用いた安全性の高い治療を行います。

「費用が気になる」「注射が初めてで不安」という方も安心できるよう、

事前の見積もり説明や費用相談にも柔軟に対応してくれる点も魅力です。

ぎっくり腰の強い痛みでお悩みなら、まずは中村AJペインクリニックに相談してみましょう。
ブロック注射

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医