仙骨ブロック注射は恥ずかしい?当日の流れを4ステップで具体化
「仙骨ブロック注射を受けたいけれど、恥ずかしい姿勢になるのでは」と不安に感じていませんか。
実は、多くの方が同じ悩みを抱えていますが、実際の施術ではさまざまな配慮を行っており、安心して受けられる環境が整っています。
本記事では、仙骨ブロック注射の恥ずかしさを軽減するポイントと、当日の流れを4ステップでわかりやすく解説します。
仙骨ブロック注射を受けるなら、中村AJペインクリニックへお気軽にご相談ください。

仙骨ブロック注射が「恥ずかしい」と感じる理由

仙骨ブロック注射は、仙骨というお尻の中央奥にある骨を通じて、硬膜外腔と呼ばれる神経の近くへ薬を注入し、痛みの伝達を遮断する治療です。
注射は尾てい骨の少し上、仙骨裂孔という小さな孔から行われます。
部位が肛門から離れているため、恥ずかしいと感じるような姿勢になることはほとんどありません。
実際の施術ではズボンを少し下げるだけで済み、タオルなどで覆われるため露出は最小限に抑えられます。
医療スタッフも丁寧に配慮してくれるので、安心して受けられる注射です。
次に、恥ずかしい気持ちを最小化するためのポイントを紹介していきます。
「恥ずかしい」を最小化する実践ポイント
仙骨ブロック注射を受ける際に恥ずかしいと感じる方は少なくありません。
恥ずかしさを最小限にするために実践すべきポイントを以下より見ていきましょう。
1.医師・スタッフへの相談
施術前に「恥ずかしい」という気持ちを正直に医師やスタッフへ相談することが大切です。
経験豊富な医療従事者は不安を理解し、リラックスできるように丁寧に配慮してくれます。
遠慮せず気持ちを伝えることで、安心して施術に臨めるでしょう。
2.施術方法の確認
あらかじめ仙骨ブロック注射の方法を確認しておくと、何が行われるのか理解でき、不安が軽減されます。
施術内容を知ることで安心感が生まれ、リラックスして受けることが可能です。
3.環境への配慮を依頼
タオルやガウンの使用、カーテンの仕切り、個室での対応など、露出を最小限にする工夫を依頼しましょう。
また、医師や同席者の性別も希望を伝えることで、より安心して施術を受けられます。
施設ごとに対応が異なるため、予約時に確認しておくと安心です。
仙骨ブロック注射が恥ずかしいと不安な方へ|当日の流れを解説
仙骨ブロック注射を受けたいけれど、治療中に恥ずかしい思いをするのでは、と不安に思う方も多いでしょう。
実際の流れを知っておくことで、安心して治療に臨むことができます。
ここからは、当日の具体的な流れを4つのステップで見ていきましょう。
【STEP1】医師による診察と説明
仙骨ブロック注射の前には、まず医師による診察と説明が行われます。
診察では痛みの程度と体調を確認し、注射の方法や効果、まれに起こる合併症などの説明があります。
医師は不安や疑問にも1つずつ答えてくれるため、納得してから同意することが可能です。
恥ずかしい気持ちがある場合、この段階で相談しておきましょう。
【STEP2】施術室へ移動・準備
診察が終わると、仙骨ブロック注射を行うために施術室へ移動します。
室内ではベッドにうつ伏せの姿勢になり、血圧や酸素飽和度を測定します。
これは、注射によって自律神経が刺激され、一時的に血圧が変動することがあるためです。
医師は触診で仙骨の位置を確認し、仙骨孔を正確に見つけて印をつけます。
準備の間もスタッフが声をかけながら進めてくれるため、恥ずかしい気持ちを抑え、安心して施術を受けることが可能です。
【STEP3】消毒から注射まで
仙骨ブロック注射では、まず体位を細かく調整し、医師が触診で仙骨孔の位置を確認してマーキングします。
その後、注射部位を丁寧に消毒してから穿刺を行います。
局所麻酔薬(キシロカインやマーカイン)にステロイドを併用することもあり、これらを仙骨孔に注入することで痛みの神経伝達を抑えることが可能です。
注射自体はわずか10秒ほどで終わり、針を抜いた後に再度消毒します。
施術中はタオルで覆われるため、恥ずかしい気持ちになることはありません。
【STEP4】ベッドでの安静時間
仙骨ブロック注射が終わったあとは、処置室やベッドでしばらく安静にします。
多くの施設では、20〜30分ほど休憩の時間を設け、体調の変化を慎重に確認します。
まれに一時的な脱力やふらつきが起こることがあるため、すぐに立ち上がらず、スタッフの指示に従うことが大切です。
安静中には痛みなどの改善具合、体の異変がないかを医師・看護師が確認します。
問題がなければ、担当医の判断で帰宅となり、安心して治療を終えることができます。
仙骨ブロック注射なら中村AJペインクリニックへ
中村AJペインクリニックでは、仙骨ブロック注射を安心して受けたい方に配慮したクリニックです。
院長は日本ペインクリニック学会と日本整形外科学会の専門医で、20万件以上の症例数を持つ豊富な経験があります。
全身のさまざまな痛みに対応し、的確な診断と安全に配慮した施術を行っています。
外来で受けられるうえに事前予約制のため、待ち時間がほとんどなくスムーズに受診することが可能です。
施術後はすぐに帰宅できるため、仕事の合間にも利用しやすい環境です。
恥ずかしいと感じやすい仙骨ブロック注射も、丁寧な配慮と確かな技術で安心して受けられます。
心斎橋駅から徒歩1分とアクセスも抜群で、通いやすさも魅力です。
まとめ

仙骨ブロック注射は、痛みを和らげる効果が高い一方で、恥ずかしいと感じる方も少なくありません。
しかし、実際には露出を最小限に配慮した安全な施術です。
流れを理解し、信頼できるクリニックで受けることで、不安を減らし安心して治療を受けられます。
記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長
中村 純
アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医








