医院名:中村AJペインクリニック - 24時間WEB予約可能 ペインクリニック・整形外科・美容診療・片頭痛・肩こり・ヘルニア・花粉症・ブロック注射・腰痛
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コラム

2025.11.30

帯状疱疹の初期症状について症例写真とともに痛みやかゆみの特徴から受診タイミングまで徹底解説

帯状疱疹は、体の片側に激しい痛みや発疹があらわれる疾患です。

初期症状を見逃すと後遺症が残る可能性があるため、早期発見と適切な治療が何より重要となります

体内に潜伏していた水ぼうそうのウイルスが、疲労やストレスによって再び活性化することで発症します。

発疹が出る前から痛みを感じることが多く、蕁麻疹やかぶれなどの他の皮膚症状と見分けがつきにくいケースも少なくありません。

この記事では、帯状疱疹の初期症状を画像付きで詳しく解説し、他の皮膚疾患との見分け方や適切な対処法をご紹介します。

体の片側に原因不明の痛みを感じている方、帯状疱疹かもしれないと不安な方は、ぜひ参考にしてください。

大阪で帯状疱疹の治療をお探しの方には、中村AJペインクリニックがおすすめです。

帯状疱疹の激しい痛みを緩和する神経ブロック注射に対応しており、20万件以上という豊富な症例数を誇ります。

つらい痛みから解放されたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

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帯状疱疹の初期症状とは?段階別に解説


帯状疱疹の初期症状は、発症の段階によって異なる特徴があります。

多くの場合、皮膚に発疹があらわれる前から痛みやかゆみなどの前兆があり、その後段階的に症状が進行していきます

初期症状の現れ方は人によって個人差があるため、すべての症状が必ず出るわけではありません。

しかし、典型的な経過を知っておくことで、早期発見につながります。

なお、見分け方について簡単にまとめた記事として「帯状疱疹の初期症状とは【画像あり】見分け方と対処方法も紹介」も合わせてご確認ください。

前駆期の症状|発疹が出る前の痛みや違和感

帯状疱疹の最も初期の症状として現れるのが、皮膚の痛みや違和感です。

多くの場合、発疹があらわれる数日から1週間ほど前から、体の左右どちらか一方の神経に沿って痛みを感じ始めます

痛みの感じ方は人それぞれですが、ピリピリ、チクチク、ズキズキ、ジンジンといった表現がよく使われます。

針で刺すような鋭い痛みと感じる方もいれば、焼けつくような灼熱感を訴える方もいます。

痛みの程度も個人差があり、我慢できないほど激しい痛みを感じる方もいれば、軽い違和感程度の方もいます。

関連の記事として「これって帯状疱疹の初期症状?帯状疱疹の特徴と兆候を詳しく解説」も合わせてご覧ください。

痛みや違和感が出やすい部位は、胸から背中にかけての上半身が最も多く、全体の約半数を占めます。

その他、顔面や首、腕、腰部、臀部など、体のどこにでも発症する可能性があります。

重要なのは、体の片側だけに症状があらわれるという点です。

この段階では皮膚に目立った変化がないため、虫歯の痛みや肩こり、内臓の痛みなどと間違われることがあります。

特に胸部に症状が出た場合は心臓疾患を疑われることもあり、診断が難しいケースも少なくありません。

発疹出現期の症状|赤いブツブツから水ぶくれへ

痛みや違和感が出た部位に、数日から1週間程度で皮膚の変化があらわれます。

最初は皮膚に少し盛り上がりができたり、小さな赤いブツブツとした発疹が出現したりします。

発疹は痛みやかゆみを伴うことが多く、虫刺されのような見た目をしています。

しかし虫刺されと異なり、発疹は神経の走行に沿って帯状に並ぶのが特徴です。

発疹が増えるにつれて、痛みやかゆみも増していきます。

発疹が出現してから数日経つと、赤いブツブツが小さな水ぶくれに変化していきます。

水ぶくれは群集性に現れ、まるで帯を巻いたように並ぶため「帯状疱疹」という名前がつけられました。

水ぶくれの中身は最初透明ですが、時間が経つにつれて混濁し、膿を含むこともあります。

この時期が痛みのピークとなることが多く、夜も眠れないほどの激しい痛みに悩まされる方もいます。

発疹が出現してから1週間後頃が最も症状が強くなる時期です。

水疱期から治癒までの経過

水ぶくれは約1週間から10日ほどで自然に破れ、浅い潰瘍を形成します。

その後、潰瘍面にかさぶたが形成され、約1週間から2週間かけてかさぶたが自然に剥がれ落ちていきます。

皮膚症状は通常3週間ほどで治まりますが、症状の程度によっては色素沈着や傷跡が残ることもあります。

特に重症化した場合や細菌感染を合併した場合は、瘢痕が残りやすくなります。

皮膚症状が治まった後も、痛みが続くケースがあることに注意が必要です。

特に60歳以上の方の約20から30パーセントで、帯状疱疹後神経痛という後遺症が残り、数か月から数年にわたって痛みに悩まされることがあります。

全身症状|発熱やリンパ節の腫れ

帯状疱疹の初期症状として、発熱やリンパ節の腫れが起こる場合もあります。

これは身体の免疫システムがウイルスと戦っているために起こる反応です。

発熱は軽度から中度程度のことが多く、38度前後の熱が出るケースが一般的です。

また、全身のだるさや倦怠感、頭痛を伴うこともあります。

リンパ節の腫れは、痛みや発疹が出現している部位の周辺に起こりやすく、特に首や脇の下、股関節などでよく見られます。

発熱やリンパ節の腫れは、発疹ができる前後のタイミングで現れることが多いものの、まったく現れないケースも珍しくありません。

【画像で解説】帯状疱疹の初期症状の見た目

帯状疱疹の初期症状を視覚的に理解することは、早期発見のために非常に重要です。

ここでは発症部位別の特徴を、段階を追って解説します。

顔面に発症した場合の初期症状

顔面の帯状疱疹は全体の約20パーセントを占め、特に注意が必要な発症部位です。

顔面には三叉神経という大きな神経が走っており、この神経に沿って症状があらわれます。

額や上まぶた、鼻の上部に症状が出る場合は、眼神経領域の帯状疱疹です。

この部位に発症すると、目への影響が心配されます。

角膜炎やぶどう膜炎などを引き起こし、視力障害につながる可能性があるため、速やかに医療機関を受診する必要があります。

頬や上唇、上歯茎に症状が出る場合は、上顎神経領域の帯状疱疹です。

歯痛と間違われやすく、歯科を受診される方もいますが、体の片側だけに症状が限局している点が鑑別のポイントとなります。

下顎や下唇、下歯茎に症状が出る場合は、下顎神経領域の帯状疱疹です。

顎関節症と間違われることもあり、重症化すると嚥下困難を起こすこともあります。

顔面の帯状疱疹でも、発疹や水ぶくれといった皮膚症状の前に、かゆみや痛みを感じるのが一般的です。

顔面は目立つ部位であるため、発疹が出る前に気づきやすいという利点があります。

胸部・背中に発症した場合の初期症状


上記写真はAJペインクリニックの実際の37歳男性の患者様の事例です。

この方は右肋間神経断区性に背部から腹部に至り帯状疱疹後神経痛(PHN)あり、痛みが出現は10日前で、7日前より皮疹が出現しております。

なお、胸部から背中にかけての帯状疱疹は、最も頻度の高い発症部位で、全体の約半数を占めます。

痛みは肋間神経に沿って症状があらわれるため、診断は比較的容易です。

初期症状として、肋骨に沿った片側の痛みを感じます

深呼吸や体を動かすと痛みが増悪するのが特徴です。

胸痛として感じられることが多く、心疾患や胆石症と間違われて内科を受診される方もいます。

皮膚症状は背中から胸部・腹部にかけて帯状に分布し、体の正中線を超えることはほとんどありません。

肋骨に沿って明確な境界があるため、帯状疱疹の典型的な分布パターンが観察できます。

背中に症状があらわれた場合、自分では皮膚の変化に気づきにくいため注意が必要です。

家族やパートナーに背中を見てもらうか、鏡を使って確認することをおすすめします。

腰部・臀部に発症した場合の初期症状


腰部や臀部の帯状疱疹は、日常生活への影響が大きい発症部位のひとつです。

この写真もAJクリニックに来られた方の写真です。

腰痛や坐骨神経痛のような症状として始まることが多く、整形外科疾患と間違われやすいという特徴があります。

初期症状として、片側の腰痛や臀部から大腿部への放散痛を感じます

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの整形外科疾患と症状が似ているため、鑑別が難しいケースもあります。

座っているときや歩いているときに痛みが強くなり、衣服との摩擦で症状が悪化することもあります。

特に仙骨神経領域に発症した場合は、排尿や排便の障害を起こすことがあるため、速やかに医療機関を受診する必要があります。

首・腕に発症した場合の初期症状

首や腕の帯状疱疹は比較的頻度は低いものの、機能的な影響が大きい部位です。

頚部に発症した場合は、頚椎症と間違われやすく、後頭部への放散痛や頭部の運動制限を伴うこともあります。

腕に発症した場合は、肩から手指にかけての神経痛として始まります。

筋力低下を伴うケースもあり、五十肩と間違われることもあります。

腕の帯状疱疹も、体の左右どちらか一方にのみあらわれるのが特徴です。

帯状疱疹と他の皮膚症状の見分け方

帯状疱疹の初期症状は、他の皮膚疾患と似ているため、正確に見分けることが重要です。

特に発疹が出始めの段階では判断が難しく、適切な診断を受けるためのポイントを知っておく必要があります

帯状疱疹と蕁麻疹の違い

痛みやかゆみがないまま発疹が現れた場合、帯状疱疹か蕁麻疹か見分けがつきにくいことがあります。

両者を見分けるための最も重要なポイントは、発疹が消えていくか増えていくかという点です

蕁麻疹は数時間から24時間程度で自然に消えていくのに対し、帯状疱疹の発疹は24時間を過ぎても消えず、むしろ数が増え続けます。

また蕁麻疹は体のあちこちに散在性に現れますが、帯状疱疹は神経の走行に沿って帯状に並ぶという明確な違いがあります。

帯状疱疹は発疹の前後に痛みを伴うケースが多いため、ピリピリとした痛みがあるようなら帯状疱疹の可能性が高いでしょう。

蕁麻疹は主にかゆみが中心で、痛みはほとんど伴いません。

さらに帯状疱疹は神経がダメージを受けているため、皮膚の感覚に異常を感じることもあります。

触れただけで痛い、服がこすれるだけで不快感がある、といった感覚過敏がある場合は、帯状疱疹を疑う必要があります。

帯状疱疹と単純ヘルペスの違い

帯状疱疹と単純ヘルペスは、どちらも水ぶくれができるため混同されることがあります。

しかし、発症部位と分布パターンに明確な違いがあります。

単純ヘルペスは口唇や性器など特定の部位に繰り返し発症し、症状は局所的な群集性の水疱として現れます。

一方、帯状疱疹は体の片側に帯状に広がり、通常は一生に一度の発症です。

単純ヘルペスは両側性に現れることもありますが、帯状疱疹は必ず体の左右どちらか一方にのみ現れます

また単純ヘルペスは再発を繰り返す傾向がありますが、帯状疱疹は基本的に再発することは稀です。

帯状疱疹と虫刺されの違い

発疹の初期段階では虫刺されと見た目が似ているため、判断に迷うことがあります。

虫刺されは散発性に現れ、刺された場所に対応して症状が出ますが、帯状疱疹は連続性があり、神経に沿って進行性に増えていきます。

虫刺されは数日で症状が改善していきますが、帯状疱疹は時間とともに症状が悪化し、水ぶくれが増えていきます。

また虫刺されは体の両側に出ることが多いですが、帯状疱疹は片側のみという点も重要な鑑別ポイントです。

帯状疱疹の初期症状が疑われたときの対処法

帯状疱疹は早期発見・早期治療が極めて重要な疾患です。

適切なタイミングで正しい対処をすることで、症状の悪化を防ぎ、後遺症のリスクを大幅に減らすことができます。

72時間以内に医療機関を受診する重要性

帯状疱疹の治療で最も重要なのは、発疹が出現してから72時間以内に抗ウイルス薬による治療を開始することです。

この黄金期間内に治療を始めることで、ウイルスの増殖を効果的に抑制できます。

72時間を過ぎてしまうと、ウイルスが十分に増殖してしまい、抗ウイルス薬の効果が限定的になります。

症状が悪化して重症化するリスクが高まり、何より後遺症である帯状疱疹後神経痛が残る可能性が大幅に上昇します。

特に顔面に発疹が現れた場合は、より迅速な対応が求められます。

顔面の帯状疱疹が悪化すると、失明や難聴、顔面麻痺といった深刻な後遺症が残る恐れがあるからです。

目の周りに症状が出た場合は、緊急性が高いと考えて、速やかに受診してください。

顔面以外の部位でも、帯状疱疹後神経痛という痛みが残る後遺症に悩まされる可能性があります。

60歳以上の方では特にこのリスクが高く、約20から30パーセントの方が数か月から数年にわたって痛みに苦しむことになります。

何科を受診すればよいか

帯状疱疹が疑われる場合の受診先は、症状の段階によって異なります。

すでに皮膚に発疹や水ぶくれが出ている場合は、皮膚科を受診するのが最も適切です。

皮膚科では視診によって診断がつきやすく、適切な治療をすぐに開始できます。

発疹はまだ出ていないものの、体の片側に原因不明の痛みが続いている場合は、内科または皮膚科を受診してください。

この段階では診断が難しいこともありますが、医師に症状の経過を詳しく説明することで、帯状疱疹の可能性を疑ってもらえます。

痛みが非常に強く、日常生活に支障をきたしている場合は、ペインクリニックを受診するという選択肢もあります。

ペインクリニックでは神経ブロック注射による効果的な痛みの治療が受けられます。

受診時に伝えるべき情報

医療機関を受診する際は、以下の情報を医師に正確に伝えることが重要です。

症状がいつから始まったか、どのような痛みか、痛みの部位は体の片側だけか、発疹が出ているか、といった点を明確に説明しましょう。

また、最近強いストレスや疲労があったか、免疫力が低下するような病気や治療を受けていないか、過去に水ぼうそうにかかったことがあるか、といった情報も診断の助けになります。

特に発疹が出るまでの日数を把握しておくことは、72時間以内の治療開始という観点から非常に重要です。

発疹に気づいた日時をできるだけ正確に医師に伝えてください。

受診前の注意点と応急処置

帯状疱疹が疑われる場合、受診までの間に気をつけるべき点があります。

まず、患部を清潔に保つことが大切です。

水ぶくれは破らないように注意し、触る場合は手を洗ってから優しく扱ってください

患部を掻いたりこすったりすると、細菌感染を引き起こす可能性があります。

かゆみが強い場合でも、できるだけ掻かないように我慢しましょう。

どうしてもかゆみが我慢できない場合は、市販のかゆみ止めを使用してもかまいません。

ただし、自己判断でステロイド外用薬を使用するのは避けてください。

帯状疱疹にステロイドを使用すると、かえって症状を悪化させる恐れがあります。

不安な場合は、薬剤師に相談してから使用しましょう。

安静にして免疫力を高める

帯状疱疹の原因は、疲労やストレスによって体内に潜んでいるウイルスが活発化することです。

症状があらわれたということは、体が疲れているサインでもあります。

受診までの間、そして治療開始後も、できるだけ安静にして体を休めることが大切です。

無理をして仕事や家事を続けると、さらにウイルスが活発になり、症状を悪化させかねません。

症状が落ち着くまでは、仕事や家事を休んでゆっくりとリラックスできる環境で過ごすことをおすすめします。

十分な睡眠をとり、栄養バランスの良い食事を心がけることで、免疫力を高めて回復を早めることができます。

周囲への感染予防に気をつける

帯状疱疹は空気感染することはありませんが、水ぶくれの中にはウイルスが含まれています。

水ぶくれに直接触れることで、水ぼうそうの免疫がない人にウイルスを感染させてしまう可能性があります。

特に注意が必要なのは、水ぼうそうにかかったことのない乳幼児や、水ぼうそうのワクチンを接種していない人です。

これらの方が帯状疱疹のウイルスに触れると、水ぼうそうとして発症してしまいます。

妊娠初期の妊婦に感染すると、胎児に影響が出る場合もあります。

水ぶくれが破れている間は特に感染のリスクが高いため、免疫のない人との接触は避けましょう

患部を清潔なガーゼや包帯で覆うことも、感染予防に有効です。

帯状疱疹の治療方法

帯状疱疹の治療は、ウイルスの増殖を抑える治療と、痛みを和らげる治療の二本柱で進められます。

早期に適切な治療を受けることで、症状の悪化を防ぎ、後遺症のリスクを最小限に抑えることができます

抗ウイルス薬による治療

帯状疱疹の治療の中心となるのが、抗ウイルス薬の投与です。

抗ウイルス薬はウイルスの増殖を抑える働きがあり、症状の進行を食い止める効果があります。

日本で使用される主な抗ウイルス薬には、アシクロビル、バラシクロビル、ファムシクロビルがあります。

これらの薬は症状の程度に応じて、内服薬または点滴で投与されます。

軽症から中等症の場合は内服薬で治療しますが、重症の場合や免疫力が著しく低下している場合は、入院して点滴治療を行うこともあります。

抗ウイルス薬は発疹が出現してから72時間以内に服用を開始することで、最大の効果を発揮します。

早期治療により、皮疹の拡大を抑制し、痛みを軽減し、治癒期間を短縮できます。

さらに重要なのは、帯状疱疹後神経痛という後遺症の発症リスクを大幅に減らせることです。

痛みを和らげる治療

帯状疱疹に伴う痛みの管理は、患者様の生活の質を保つために非常に重要です。

急性期の痛みに対しては、非ステロイド性抗炎症薬やアセトアミノフェンなどの一般的な鎮痛薬が使用されます。

痛みが強い場合や神経痛が顕著な場合は、神経障害性疼痛治療薬が処方されることもあります。

プレガバリンやガバペンチンといった薬剤は、神経の痛みに特化した効果があり、帯状疱疹の痛みにも有効です。

さらに痛みが激しい場合は、オピオイド系鎮痛薬の使用も検討されます。

ただしオピオイド系鎮痛薬は依存性のリスクがあるため、医師の厳重な管理のもとで使用されます。

局所治療として、抗ウイルス薬や鎮痛薬を含む軟膏が処方されることもあります。

患部を保護するドレッシング材を使用することで、衣服との摩擦による痛みを軽減できます。

神経ブロック注射による治療

帯状疱疹の激しい痛みを和らげる最も効果的な方法のひとつが、神経ブロック注射です。

神経ブロック注射とは、症状があらわれている神経や神経節に直接局所麻酔薬を注入し、神経からの痛みの伝達を止める治療法です。

帯状疱疹の痛みは神経が原因で起こるため、神経に直接作用する神経ブロック注射は非常に効果的です。

痛みを緩和するだけでなく、血流を改善する効果もあります。

血流がよくなることで、心身のリラックス効果が得られ、ストレスが和らぎます。

疲労やストレスが帯状疱疹の原因であることを考えると、血流改善によるリラックス効果は、帯状疱疹の早期回復にもつながります。

なお、この方は治療後7ヶ月後の写真で、痛みもかなり改善された事例となります。

神経ブロック注射は特に急性期の激しい痛みに対して有効で、抗ウイルス薬と併用することで相乗効果が期待できます。

また早期から神経ブロック注射を行うことで、帯状疱疹後神経痛という後遺症の予防にも役立ちます

ステロイド薬の使用

特定の条件下では、ステロイド薬が使用されることがあります。

ステロイド薬は炎症を抑える強力な効果があり、急性期の痛みの軽減や皮疹の炎症抑制に役立ちます

ステロイド薬の適応となるのは、60歳以上の患者様、重篤な皮疹がある場合、顔面帯状疱疹で特に眼部に症状がある場合、激しい疼痛がある場合などです。

ただしステロイド薬の使用については、効果と副作用のバランスを考慮して、医師が慎重に判断します。

帯状疱疹の後遺症とその予防

帯状疱疹は適切な治療を受ければ通常3週間ほどで治癒しますが、一部の方に後遺症が残ることがあります。

最も頻度の高い後遺症が帯状疱疹後神経痛で、患者様の生活の質に大きな影響を与えます

帯状疱疹後神経痛とは

帯状疱疹後神経痛とは、皮膚症状が治癒した後も3か月以上続く痛みのことです。

Johnson et al. (2010) – BMC Medicine(The impact of herpes zoster and post-herpetic neuralgia on quality-of-life)という論文によれば、60歳以上の方で発症率が高く、約20から30パーセントの方がこの後遺症に悩まされます。

痛みの性質は灼熱痛、電撃痛、異痛症などさまざまで、軽く触れただけで激痛が走る、衣服がこすれるだけで耐えられない痛みを感じる、といった状態になることもあります。

この痛みは数か月から数年間続くこともあり、日常生活に深刻な影響を及ぼします。

帯状疱疹後神経痛の発症リスクが高いのは、60歳以上の高齢者、発症時の痛みが非常に強かった方、発疹の範囲が広かった方、顔面に発症した方などです。

また糖尿病などの基礎疾患がある方も、リスクが高いとされています。

帯状疱疹後神経痛の予防法

帯状疱疹後神経痛を予防する最も確実な方法は、発疹が出現してから72時間以内に抗ウイルス薬による治療を開始することです。

早期治療によりウイルスの増殖を抑え、神経へのダメージを最小限に抑えることができます

急性期の痛みを適切に管理することも重要です。

痛みを我慢せずに、処方された鎮痛薬をきちんと服用しましょう。

神経ブロック注射を早期から行うことも、帯状疱疹後神経痛の予防に効果的です。

さらに、帯状疱疹の発症そのものを予防するワクチン接種も有効な手段です。

50歳以上の方は帯状疱疹ワクチンの接種が推奨されており、発症リスクを大幅に減らすことができます。

その他の合併症

帯状疱疹には帯状疱疹後神経痛以外にも、さまざまな合併症があります。

顔面に発症した場合の眼部合併症は特に注意が必要で、角膜炎、ぶどう膜炎、網膜壊死、眼球運動麻痺などが起こる可能性があります。

眼部合併症が起こると、視力低下や眼痛、光がまぶしく感じる羞明、眼球運動障害などの症状があらわれます。

重症化すると失明に至ることもあるため、目の周りに症状が出た場合は、緊急性が高いと考えて速やかに受診してください

その他の神経合併症として、顔面神経麻痺、難聴、めまい、運動神経麻痺などが起こることもあります。

皮膚合併症としては、細菌性二次感染、瘢痕形成、色素沈着や脱失などがあります。

帯状疱疹の痛みを抑えるなら中村AJペインクリニックへ

帯状疱疹の激しい痛みを和らげたい方には、神経ブロック注射に対応している中村AJペインクリニックがおすすめです。

帯状疱疹の痛みは神経が原因で起こるため、神経に直接作用する神経ブロック注射は極めて効果的な治療法です。

当院の神経ブロック注射は、痛みの緩和と血流改善の両方の効果が得られます。

血流がよくなることで心身がリラックスし、ストレスが和らいで帯状疱疹の早期回復にもつながります。

豊富な症例数による安心の治療

中村AJペインクリニックのブロック注射症例数は20万件以上にのぼり、豊富な経験から満足のできる効果が期待できます。

神経ブロック注射は医師の技術力と経験に大きく左右される治療法であるため、症例数の多さは安心につながります。

経験豊富な院長が全ての施術を行うため、初めて神経ブロック注射を受ける方でも安心して治療を受けていただけます。

患者様一人ひとりの症状や発症部位をきちんと見極めた上で、最適な注射部位や薬剤の種類・量を決定します。

帯状疱疹の総合的な治療に対応

当院では整形外科の診療も行っているため、帯状疱疹の総合的な治療が可能です。

抗ウイルス薬による治療を行いながら、神経ブロック注射で痛みの緩和と回復の補助も行えます

発疹が出てから72時間以内の早期治療開始が重要ですので、帯状疱疹かもしれないと思ったら、速やかに当院へご相談ください。

早期の神経ブロック注射により、帯状疱疹後神経痛という後遺症の予防にも効果が期待できます。

アクセス良好で通いやすい立地

クリニックは御堂筋線・長堀鶴見緑地線の心斎橋駅より徒歩1分の好立地にあります。

地下道から直接アクセス可能なため、雨の日でもストレスなく通院していただけます。

事前予約制を採用しているため、待ち時間が少ない点も特徴です。

混雑時でも最長1時間ほどの待ち時間で、基本的にはほぼお待たせすることなく、受付からご帰宅までスムーズに進みます。

神経ブロック注射の治療後すぐに帰宅できるため、会社の休憩時間や用事のついでなど、スキマ時間に来院できます。

日々忙しくまとまった時間がなかなか取れない方でも、気軽に治療を受けていただけます。

まとめ


帯状疱疹の初期症状は、体の片側に現れる痛みやかゆみから始まり、数日後に赤い発疹や水ぶくれへと進行していきます。

発疹が出る前から痛みを感じることが多く、ピリピリ、チクチク、ズキズキといった神経痛様の痛みが特徴的です。

最も重要なのは、発疹が出現してから72時間以内に医療機関を受診し、抗ウイルス薬による治療を開始することです。

この黄金期間内に治療を始めることで、症状の悪化を防ぎ、後遺症である帯状疱疹後神経痛のリスクを大幅に減らすことができます。

帯状疱疹は蕁麻疹や虫刺されなどと見分けがつきにくいこともありますが、体の片側だけに症状が現れること、神経に沿って帯状に分布すること、24時間経っても消えずに増え続けることが鑑別のポイントです。

激しい痛みを和らげるには、神経ブロック注射が極めて効果的です。

痛みの緩和と血流改善の両方の効果があり、早期回復と後遺症予防に役立ちます。

大阪で帯状疱疹の治療をお探しの方は、神経ブロック注射に優れた実績を持つ中村AJペインクリニックにご相談ください

20万件以上の豊富な症例数を誇る当院で、つらい痛みから解放される治療を受けていただけます。

帯状疱疹かもしれないと思ったら、迷わず速やかに医療機関を受診しましょう。

早期発見・早期治療が、健康な日常生活を取り戻すための最も確実な方法です。

ブロック注射

記事監修医師プロフィール

中村AJペインクリニック院長

中村 純

アメリカニューヨーク州コロンビア大学 医学部大学院 卒業
米国外科専門医(災害外科・形成再建外科
日本ペインクリニック学会 専門医
日本整形外科学会 専門医
厚生労働省医政局 麻酔科標榜医